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コロナの時代のアンチエイジング

2024.02.10

-骨と筋肉の老化が全身の老化に関わる- 当社製品監修ドクター著書「コロナの時代のアンチエイジング」のご紹介-10

当社で取り扱っておりますサプリメントならびに弾性ソックス・サポーター※は、北青山D.CLINIC院長 阿保義久先生にご監修いただいております。このたび、阿保先生の著書の一つ「コロナの時代のアンチエイジング」に関しまして、一部内容を抜粋し、みなさまにご紹介させていただけることになりましたので、各章の内容を数回に分けてご紹介いたします。是非、みなさまの健康維持にお役立ていただけますと幸いです。
(※医療用製品は医師の監修を受けておりません)

今回は第三章「骨、筋肉、関節をさびつかせない」より、骨と筋肉のアンチエイジングについてご紹介いたします。

-骨と筋肉の老化が全身の老化に関わる-

「ロコモ、フレイル、サルコペニア」=「骨と筋肉の老化現象」も40代から始まり、
骨と筋肉の老化は全身の老化と表裏一体。

 骨と筋肉の老化現象を象徴するものとして「ロコモ」[フレイル」「サルコペ二ア」の3つの表現がしばしば用いられます。姿勢の保持や移動がままならなくなるこれらの老化現象に悩む方々は高齢化社会では急増しています。

 骨と筋肉は、体を支える骨格器、身体を動かす運動器としての役割だけにとどまりません。骨も筋肉も一つの生きた器官であり、全身の臓器と密接に関わっていることが最近注目されています。そして、心臓・血管・脳と同様に骨や筋肉の老化も40代からゆっくりと進行していくことがわかってきました。骨と筋肉の若々しさを保つことが全身のアンチエイジングにおいていかに重要なのか、また、その方法について触れます。

 内臓脂肪の蓄積により糖尿病、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病が誘発されるメタボリックシンドローム(メタボ)は皆さん良くご存知でしょう。対して、「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」と呼ばれる加齢による運動機能の低下を表す言葉はあまり馴染みがないかもしれません。また、高齢者の筋力低下による身体機能の悪化に加えて、抑うつや認知機能の低下により社会生活が営みにくくなる現象を表す「フレイル(虚弱)」という概念も、あまり知られていないと思います。これら、ロコモ、フレイルは、骨や筋肉の老化、機能低下により引き起こされる現象ですが、ロコモの状況が悪化した終末像がフレイルと言えます。

 また、加齢に伴い筋肉量の低下を表す「サルコペニア」という用語も1990年頃から老化現象を象徴する表現としてしばしば用いられるようになり、筋肉量が著しく低下した現象を表します。

 これら、ロコモ、フレイル、サルコペニアは、加齢に伴う骨や筋肉の老化によって引き起こされる状態をそれぞれ異なる視点から捉えたものです。健康で快適な生活を送れなくなるばかりか、社会性も喪失して要介護の状態に陥ってしまう人が年々増えていることから、これらの言葉はしばしば注目されるようになってきました。そして、ロコモ、フレイル、サルコペニアは、いずれも40代から徐々に進行していきます。

今回ご紹介する内容は以上となります。
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