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コロナの時代のアンチエイジング

2023.12.10

-血管のエイジングを防ぐ8つのポイント- 当社製品監修ドクター著書「コロナの時代のアンチエイジング」のご紹介-8

当社で取り扱っておりますサプリメントならびに弾性ソックス・サポーター※は、北青山D.CLINIC院長 阿保義久先生にご監修いただいております。このたび、阿保先生の著書の一つ「コロナの時代のアンチエイジング」に関しまして、一部内容を抜粋し、みなさまにご紹介させていただけることになりましたので、各章の内容を数回に分けてご紹介いたします。是非、みなさまの健康維持にお役立ていただけますと幸いです。
(※医療用製品は医師の監修を受けておりません)

前回に引き続き、今回も第二章「心臓・血管のコンディショニング」より、血管のアンチエイジングについてご紹介いたします。

-血管のエイジングを防ぐ8つのポイント-

塩分過多、睡眠不足、喫煙、肥満は血管のアンチエイジングの天敵。

歯周病や腎臓病も要注意。

 

動脈のアンチエイジングでは、高血圧、脂質異常症や糖尿病などの生活習慣の管理が必要不可欠になります。高血圧の予防には、塩分摂取を控える、睡眠時間を確保する、禁煙する、ストレスを溜めない、適度な運動を維持することが大切です。脂質異常症や糖尿病の予防には、肥満を避ける、食べ過ぎない、運動不足にならないことが大切です。

高血圧には原因が不明の本態性高血圧と原因の明らかな二次性高血圧があり、本態性高血圧や遺伝的に高血糖や脂質異常を来しやすい場合は、生活管理だけでは改善が難しいので投薬治療を受けることも必要になります。特に40~65歳の間でしっかりとリスク管理をしておけば、高齢になって薬漬けにならずに済むだけでなく健康寿命を伸ばすことができます。

 静脈は動脈と違って、高血圧、脂質異常症や糖尿病はエイジングと特に関連性はなく、そのアンチエイジングには、弁が壊れないようにすること、血管が極端に拡張しないようにすること、そして血液が血管内に溜まらないようにすることが大切です。

まず、血液が粘調でドロドロになって静脈内の逆流防止弁に負荷がかからないようにするには、水分を十分に摂取して脱水にならないことが必要です。脱水になって尿量が減ると腎臓機能の低下にもつながります。腎臓機能を背景とした慢性腎臓病も血管病のリスクとして捉えられています。そして、静脈内の圧力が大きくなると血管が拡張して血液を溜め込み血栓が生じやすくなります。

静脈の拡張し過ぎを抑えて血液がスムーズに流れるようにするには特に足の筋肉のポンプ力が大切です。また、心臓に血液がもどってくるのを深呼吸が助けてくれます。すなわちウォーキングや深呼吸が静脈のアンチエイジングに有効です。長時間立ちっぱなしやロングフライトで座りっぱなしの時などは適度な圧のかかる靴下やストッキングを利用するのも良いでしょう。

また、喫煙習慣に加えて、歯周病が血管炎や血栓症を誘発することも昨今わかっています。歯の手入れも怠らないようにすべきです。

以上、血管のアンチエイジングは、大まかに8つのポイントにまとめられます。

①塩分摂取を控える

②睡眠時間を確保する

③禁煙する

④ストレスを溜めない

⑤食べ過ぎて肥満にならない

⑥水分を十分に摂取する

⑦ウォーキングや深呼吸などの適度な運動を維持する

⑧歯周病のケアに心がける

です。中でも運動は、血管のエイジング予防に加えて急増する高齢者の認知症やフレイル(虚弱)の予防にも極めて有効であることがわかっています。毎日20分程度早めの歩行(大股歩き)をするなど、ある程度の負荷がかかる運動を40代から習慣づけると、血管をずっと若々しく保つことができるのです。


今回ご紹介する内容は以上となります。
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