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コロナの時代のアンチエイジング

2023.11.10

-自分の血管年齢の確認と血管年齢を悪化させる習慣の確認が大切- 当社製品監修ドクター著書「コロナの時代のアンチエイジング」のご紹介-7

当社で取り扱っておりますサプリメントならびに弾性ソックス・サポーター※は、北青山D.CLINIC院長 阿保義久先生にご監修いただいております。このたび、阿保先生の著書の一つ「コロナの時代のアンチエイジング」に関しまして、一部内容を抜粋し、みなさまにご紹介させていただけることになりましたので、各章の内容を数回に分けてご紹介いたします。是非、みなさまの健康維持にお役立ていただけますと幸いです。
(※医療用製品は医師の監修を受けておりません)

前回に引き続き、今回も第二章「心臓・血管のコンディショニング」より、血管のアンチエイジングについてご紹介いたします。

-自分の血管年齢の確認と血管年齢を悪化させる習慣の確認が大切-

動脈のエイジングは硬化と内腔狭小化。

一方、静脈のエイジングは弁不全と内腔拡張。

 血管、特に動脈のエイジングを防ぐことができれば、心筋梗塞や脳卒中の発症が抑えられます。そして、他の臓器と違って、動脈はエイジングの程度を客観的に評価することができます。

「血管年齢」と言われるのは、動脈硬化の度合いを測定して動脈のエイジングが何歳くらいに相当するかを算出したものです。各年代別の平均的な基準値が確立されているため血管年齢は客観的な数値で表現されるので、実年齢と乖離していないか確認できます。肌年齢、骨年齢、免疫年齢など、○○年齢、と言われるものの中で、客観的な評価と年代ごとの基準データが確立されているのは血管(動脈)だけと言っても良いでしょう。他の臓器年齢の測定法はまだ確立されたものではありません。

 血管年齢の測定は、血液脈波検査や血管エコー検査など体に負担のかからない簡単な検査で実施できます。所要時間も30分程度なので、40歳を過ぎたら、自分の血管年齢を測定しておくのが良いでしょう。もし、血管年齢が実年齢より進んでしまっていたら、血管のエイジングを防ぐための具体的なアクションを積極的に実践すべきです。それにより血管のエイジングが抑えられれば、理論上は心筋梗塞や脳卒中を完全に予防することができます。

動脈のエイジングは血管壁の硬化、プラーク形成は糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症)、そして活性酸素ストレスが主因です。

一方、静脈のエイジングは逆流を防止する弁の破壊、血管の拡張として現れます。これらは血液が粘調でドロドロになったり、炎症が背景にあると引き起こされます。また、静脈を取り囲む筋肉のポンプ力が弱ると静脈の血流が悪くなります。 このように、高血圧、糖尿病、脂質異常症、活性酸素ストレス、脱水、血管内炎症など血管のエイジングに関わる因子の評価は血液検査で可能です。血管年齢が実年齢より高い方はもちろん、そうでない方も血管のエイジングを進めるリスクをもっていないかどうかを年に1回は血液検査で評価しておくべきでしょう。


今回ご紹介する内容は以上となります。
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