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コロナの時代のアンチエイジング

2023.06.10

-40代から忍び寄る認知症- 当社製品監修ドクター著書「コロナの時代のアンチエイジング」のご紹介-2

当社で取り扱っておりますサプリメントならびに弾性ソックス・サポーター※は、北青山D.CLINIC院長 阿保義久先生にご監修いただいております。このたび、阿保先生の著書の一つ「コロナの時代のアンチエイジング」に関しまして、一部内容を抜粋し、みなさまにご紹介させていただけることになりましたので、各章の内容を数回に分けてご紹介いたします。是非、みなさまの健康維持にお役立ていただけますと幸いです。
(※医療用製品は医師の監修を受けておりません)

前回に引き続き、今回も第一章「脳の老化を防ぎ若返らせる」より、脳のアンチエイジングについてご紹介いたします。

-40代から忍び寄る認知症-

アルツハイマー病も脳血管障害も40代から始まり静かに進行していく。

認知症とは「脳神経が死に絶えたり脳機能が低下したりすることにより、記憶力・行動力・思考力が失われ日常生活に支障をきたした状態」です。認知症に陥ると社会生活はおろか個人の生活も成り立たせることができません。現代社会において認知症の患者数は国際的に急増しており、2016年の時点で5000万人弱、2050年には1億人を超えると予測されています。厚労省の統計によると日本国内の認知症患者数も同様に激増しています。日本の認知症人口は1980年代には50万人程度でしたが、2015年には500万人以上まで膨らみ2025年には700万人を越すとまで言われています。

 認知症の原因の約7割はアルツハイマー病、2割は脳血管障害です。アルツハイマー病では、「アミロイドβ」や「タウ」と呼ばれる有害なゴミが脳内に溜まることにより脳が冒されると言われています。ただし、これらの蓄積が原因なのか、他に原因があって結果としてこれらが溜まるのかについては議論が続いています。一方、脳血管障害においてはほとんどが「動脈硬化」が背景にあります。

 これらアミロイドβおよびタウの蓄積や動脈硬化は急激に発症するものではなく、40代から始まり(動脈硬化は10代から始まると言われることもありますが病的な悪化が始まるのは40代以降)、本人に気付かれることなく静かに進行していきます。認知症の気配をほとんど感じることはない40代から、将来の認知症発症を防ぐための具体的なアクションを開始すべきです。

今回ご紹介する内容は以上となります。
「コロナの時代のアンチエイジング」には、上記内容以外にも大変有益な情報が多数掲載されております。気になる方は、ぜひ商品ページをご覧ください。