虫歯予防のためにできる歯磨き習慣!
4月18日は「よい歯の日」でしたね。虫歯の治療は時間も費用もかかりますし、何より大人の歯は治療で削ってしまえば2度と元には戻りません。これを機に、歯磨きの仕方を見直してみてはいかがでしょうか?今回は、歯を健康に保つための磨き方のコツを、虫歯ができるメカニズムや歯ブラシの選び方と併せてご紹介していきます♪
そもそも歯磨きをする理由とは?
通常、永久歯の数は28本(親知らずを含めると32本)ですが、2016年に行われた調査※によりますと、45歳~54歳の方では約3割の方が何らかの義歯を使用し、75歳以上の方では約3割の方が総入れ歯を使用しているとの結果が発表されています。そのため、年齢とともに歯の喪失が進んでしまうことを防ぐ必要があります。当たり前かもしれませんが、その方法の一つが口腔内を清潔な状態に保つために行う歯磨きです。(※出典:厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査」)
虫歯発生のメカニズムですが、まず虫歯の原因菌である「ミュータンス菌」という細菌が歯に付着し、プラークと呼ばれる歯垢を作り、そして食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。次に、このプラークが酸の生成を活性化させ、この酸が歯の表面のエナメル質の中にあるリンなどの成分を溶かしていきます。この現象を「脱灰(だっかい)」と呼び、脱灰が進行して歯に穴があいてしまった状態が「虫歯」です。つまり、歯磨きをすることでこの虫歯菌やプラークを除去することにつながるのです。
まずは歯ブラシを選ぼう!
口腔内を清潔にするためにまず重要なのは、ご自身の口のサイズに合ったヘッドの歯ブラシを選ぶことです。口が小さい方や歯の小さい方、歯並びの悪い方などは、大人でも「お子様用の歯ブラシ」を用いた方が、磨き残しが少なくなりますよ!!また、歯ブラシを選ぶ際、サイズだけでなく「硬さ」で悩む方も多いでしょう。”汚れを落とす”ことだけを考えるのであれば、毛が硬いほど歯の汚れをキレイにできるといわれていますが、歯茎を傷つける要因にもなってしまいます。その一方「やわらかめ」に関しては歯茎を傷つけにくいので、歯茎が腫れている方や、歯周病で出血しやすい方などは治るまで「やわらかめ」を使うと良いでしょう。もし、毛の硬さで迷った場合には、汚れの落としやすさと歯茎への負担を考え、まずは「ふつう」を選んでみるのが良いかもしれません。
歯の正しい磨き方とは?
歯ブラシの持ち方ですが、力の入りやすい大人の方は、鉛筆を握るように持つ「鉛筆握り」がオススメです。このように握ることで、歯茎への負担を軽減することができます。また、自分ではしっかりと磨いたつもりでも、意外と磨き残しが多いものです。例えば、歯と歯茎の境目の磨き残し。歯茎はデリケートなので、やさしく時間をかけて磨きましょう。その他には、奥歯がキレイに磨けていない方も多いようです。奥歯を磨くときは口を閉じ気味にして、ハブラシの柄で口角を軽く引っ張るようにして、奥歯にハブラシをあてると、しっかり磨くことができます。歯と歯の間や噛み合わせ部分も忘れずに磨くようにしましょう。
そして、歯をキレイに磨くためには、歯磨き粉選びも重要です。「フッ素」という成分に注目しましょう。フッ素は歯に作用すると、フルオロアパタイトという非常に安定した結晶構造を持つようになり、歯質が強化され、酸に強く虫歯になりにくい歯になります。また、虫歯菌(歯垢)の出す酵素によって酸が作られる過程をブロックしたり、フッ素自身が抗菌作用を示します。さらに、フッ素には、溶けだしたリンなどを歯の表面に戻す作用(再石灰化)を促進する働きがあるため、初期虫歯の修復をサポートしてくれます。ここで注意したいのが、口のゆすぎ方。ゆすぎすぎると、せっかく付着したフッ素も取れてしまいます。口をブクブクとゆすぐ際も、2〜3回程度を軽めに行うようにしましょう。
「歯や骨の形成に必要な栄養素」カルシウムとマグネシウム
こうした歯磨きを心がけていても、すでに初期の虫歯の方などもいるでしょう。歯に穴が開く前の「初期の虫歯」であれば、前述のフッ素を活用するなど、セルフケアでも修復の手助けができます。ただ、何歳になっても食事を美味しく食べられるようにするためには、毎日のケアだけでは十分であるとはいえません。その他にも心掛けていただきたいことがあります。例えば、食事の際は何でもよく噛んで食べることや栄養バランスのとれた規則正しい食事を心がけることなどです。噛む回数が少ないと、唾液の量が減少するため虫歯になりやすくなるといわれています。また、糖質過多などの食事は口腔内で酸を生成やすい環境にしてしまいますので、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを食事からバランスよく摂取するようにすることも大切です。その中でも特に意識して摂取していただきたい栄養素は「カルシウム」と「マグネシウム」です。これらの栄養素は「歯や骨の形成に必要な栄養素」になりますので、しっかりと補うようにしてください。
歯の構成成分とサプリメントの相性について
カルシウムもマグネシウムも、様々な飲食物に含まれています。しかし、歯の構成成分を意識して食べ物を選ぶ方はあまりいないでしょう。また、それぞれ十分な成分量を飲食でまかなうことも難しいですよね。その点、サプリメントであれば十分な量を摂取できますのでお手軽ですよね。アークワイズでは、「Dr.Formula カルシウム/マグネシウム」とその名の通り、カルシウムとマグネシウムにフォーカスを当てたサプリメントを展開しています。また、ミネラルと相性の良いクエン酸も配合しているので、より効率的に成分を摂取することができますよ♪いつまでも食事を美味しく食べたい方には、ぜひオススメしたいサプリメントなので、ぜひ一度商品詳細ページをご覧くださいね!!
Dr.Formula カルシウム/マグネシウム
栄養成分表示
6カプセル/2.82g あたり
カルシウム:300mg、マグネシウム:160mg、クエン酸36mg
エネルギー:6.77kcal、たんぱく質:0.01g、脂質:0.06g、炭水化物:1.54g、ナトリウム:1.16mg(食塩相当量:0.003g)
こんな方におすすめです
・中高年の女性
・カルシウムを吸収しにくい世代の方
・乳製品が苦手な方、不足している方